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結婚式と言えば『一世一代の大イベント』ですよね。自身にとってはもちろん、身内や友人にとっても大イベントである事に変わりありません。
近頃では結婚式を挙げないカップルも増えていますが、それでも結婚式への憧れは誰しもが持っているものですよね。
かく言う私も結婚式は挙げておらず、友人も挙げていない人が多いため式に参加した事があるのは小学生の時の一度だけ。社会に出て、結婚もして、母親になったもののまだ結婚式に出席した事がないのです。この度、親友が結婚式を挙げる事になり、出席させてもらうことになったので大人として、親友として、何が何でも失敗はしたくない!
そこで今回は大人のマナーでもある「結婚式のご祝儀のマナー」についてまとめていきます。

ご祝儀とは?


結婚式に出席するとなると、服装や持ち物など、女性ならヘアメイクなどいろいろと準備する事が多い中、ご祝儀も用意しなくてはならない…お祝いしたい気持ちはあっても、ご祝儀って意外と高いんですよね。
金額こそ決められてはいないものの、「2で割り切れる額は縁起が悪いからダメ」とか「3万円〜がマナー」のように曖昧なのに暗黙の決まり事が多くないですか?

それもそのはず!実はご祝儀という習慣は日本特有のものなんです!

O・MO・TE・NA・SHI おもてなし」滝川クリステルさんがスピーチでも言っていましたが、日本には客人を心からもてなすという精神があります。
確かに日本のホテルやレストラン、数あるサービス業をみてもかなり高いホスピタリティが当然のように提供されています。私がニュージーランドに留学していた時、多くの飲食店やコンビニや洋服屋さんで店員さんのやる気のなさと素っ気なさにもの凄くカルチャーショックを受けた記憶があります。
少々話が脱線しましたが…式に出席すると豪華な食事が用意されていたり、引き出物がもらえたりしますよね?当然それらはタダではありません。つまりご祝儀は「提供されるサービスやホスピタリティをゲストが負担する」というものなのです。
おもてなしはある意味主観的な部分があるので、金額はお心次第・・・すごく日本人らしい考えですよね!

ちなみにアメリカやイギリスでは主に欲しいものリストを新郎新婦がネットで公開し、パーティーのゲストはそこから贈り物を選ぶそうです。新生活は出費も嵩むし、このシステムが日本にあれば…と切実に思いますよね。
お隣の国、韓国では日本よりもシステマティックでご祝儀は日本よりも安く、受付でご祝儀を渡すと食券がもらえるそうです。ご祝儀はご祝儀でも食事代って感じですよね!

ご祝儀袋ののしの書き方は?

日本におけるご祝儀の役割は理解出来ましたね!
次にお話ししたいのはご祝儀袋についてです。最近はおしゃれなご祝儀袋なんかもあり、普通と違う袋で渡すのも粋ですよね!
しかしながら、マナーとしてご祝儀袋は金額に応じたものを用いる事になっています。
ゲストが受けるおもてなしの負担であり、金額はお心次第のわりになんだかルールも多くて世知辛いな…と筆者は感じてしまいますが、それでも大人として知っておいて損はないのでご説明します。

まず、ご祝儀袋は金銀か紅白の結び切りかあわじ結びの水引がかかったもので裏は下の折り返しが上に重なっている上包みのものでなくてはいけません。
基本は上記の事をふまえて金額に応じてシンプルなものから豪華なものを使い分けましょう。
以下、ご祝儀袋のポイントをまとめてみました!

  • 筆ペンを用意しましょう。
  • 「寿(壽)」と印刷されている事が多いですが、「御結婚御祝」でもいいです。
  • 自分の名前は「寿(壽)」の時よりも小さめに書くと見栄えがいいです。
  • 連名の場合、右から年齢順に。友人の場合は右から50音順に。
  • 連名で書いていいのは3人までです。
  • 中包みに書く金額は旧字体で書きましょう。
  • 中包みの裏側には住所と名前を書きましょう。
  • お札は新札を用意しましょう。
  • お札は表向きにし、肖像画が上に来るように揃えていれましょう。
  • 必ず、ふくさに包み、持っていきましょう。

ご祝儀袋は基本的に白です。目上の人や上司へは白のご祝儀袋を用意するのが無難ですが、友人や後輩ならちょっと凝ったご祝儀袋を用意するのも良いようです。
ただ、包む金額と豪華さの釣り合いにはくれぐれも気をつけましょう。

ご祝儀の相場は?

まず、金額は割り切れる額はNGで奇数でなくてはいけませんが金額によっては千円札や五千円札を混ぜ、お札の枚数を奇数枚にしましょう。
金額に関しては関係性や立場によって変わりますので下の表を参考にしてみてください。

兄弟・姉妹・親族の場合

5万円〜10万円

知人・友人の場合

2万円〜3万円

仕事関係 上司の場合

3万円

仕事関係 部下の場合

(出席のみ・主賓の場合・祝辞を任された場合に応じて)

3万円〜10万円

学校関係 生徒の場合

3万円から5万円

学校関係 先生の場合

3万円

3万円が基本的ではありますが、立場や関係性、その時の経済状況に応じて必ずしもこの額でなければいけないということはありません。
ですが、ご祝儀はあくまで気持ちです!贈る側も贈られる側も双方が気持ちよく、その後の関係に影響がでない事が一番ですね。

出席しない場合は?二次会だけの場合は?

金額の相場は表にしてみましたが、あくまで出席する場合の金額です。
事前に欠席する事がわかっている場合は1万円をご祝儀袋に入れて現金書留で送ると良いでしょう。
出席のつもりがやむを得ず欠席する場合、式場のキャンセルがきく時期であればご祝儀の半分の額の現金かプレゼントを送るのもいいそうです。
もしも当日欠席する事になってしまった場合はご祝儀は予定通り用意し、後日渡すようにしましょう。

二次会の場合は参加費が決められている場合が多いのでそれに従って用意しましょう。

主人がまだ社会人2年目の時に二次会のパーティーに新郎側のゲストとして招待され、参加費とは別にお祝いとして5千円を包んだところ、その新婦さんがすごく喜んでいたそうです。
ただ参加費を渡すだけではなく、ほんの気持ちをプラスαするのは粋だなーと思いました!男性側よりも女性側の方がそういったことに敏感で、記憶にも良く残るのでプラスαの気持ちを送るのも良いでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?
ご祝儀という習慣は知れば知るほど日本人ならではの習慣だなぁと感じましたが、粋な事をさらっと出来るのがかっこいい大人なのかもしれません。
マナーやルール、暗黙の了解が多く、少々難しく感じるかもしれませんがあくまで祝福する気持ちが大切です。
基本は3万円〜ですが、経済状況などで2万円を包む場合は千円札や五千円札を混ぜてお札の枚数を奇数枚にしたり、連名でご祝儀を出すのに偶数の金額になってしまう場合は5万円は現金で1万円は商品券にするなど工夫して贈るのもよいでしょう。

  • ご祝儀は奇数額(奇数枚)で新札を用意すること。
  • ご祝儀袋は包む金額と釣り合うものを用意すること。
  • 表と中包みは筆ペンで記入。中包みの金額は旧字体を使うこと。

最低でも3点のことを踏まえて、相手への祝福の気持ちを贈りましょう。

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