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この記事の所要時間: 618

自分の直接の子供ではないにしろ、甥っ子や姪っ子って可愛いものですよね。
身内だからといっても、特別に可愛く思えるものです。
そんな甥っ子の初節句、お祝いしたい気持ちになるのは自然なことです。
でも、初節句のお祝いには叔父、叔母として何をすればよいでしょう?
直接の祖父母にあたる、父や母からのお祝いとまた違ってくるものなのでしょうか?
今回の記事では、「甥っ子の初節句のお祝い」に焦点を当てて、初節句がそもそも何なのかも含め、ご紹介していきますね。
ぜひこの記事をヒントに、甥っ子さんの初節句をお祝いしてみてくださいね。

初節句とは?

そもそも初節句とは難でしょう?
初節句とは、子供が生まれて初めて迎える節句のことをいいます。
女の子だと「3月3日」の桃の節句、男の子は「5月5日」の端午の節句になります。
女の子だと雛人形、男の子だと兜飾りや武者人形を飾ってお祝いします。
初節句は「子供の健やかな成長を願う」大事な赤ちゃんのイベントです。
初節句には親戚を招待して祝い膳などで御祝いするとされています。

端午の節句の「端午」は、月の端(はじめ)の牛(うま)の日という由来です。
中国由来の呼称とされています。
節句は季節の変わり目という意味で、昔から季節の変わり目には邪気が入りやすいとされていました。
奈良時代から節句の行事が始まり、平安時代には病気、厄災から身を守り、健康を祈願する大事な貴族の行事として定着したそうです。
平安時代の貴族の間で「1月7日」「3月3日」「5月5日」「7月7日」「9月9日」といったようにしきたりとして5節句が取り入れられ、季節の節目に身の穢れを払う大切な行事になったようです。

ちなみに、5節句についても豆知識としてご紹介します。

「1月7日」(人日)
七草粥を食べ、地の力を得て万病を取り除き、邪気を祓います。

「3月3日」(上巳)
中国の川で身を清める風習が平安時代に伝わり、川に人形を流すという厄災を払う意味の風習になったとされます。
ひな祭りは京の貴族の子女の人形遊びが元とされています。

「5月5日」(端午)
中国で蓬や菖蒲で邪気を払ったのが始まりです。
鎌倉時代に菖蒲が尚武と同じ読みということで、男の子の健康を祈る行事になりました。

「7月7日」(七夕)
言わずと知れた七夕ですね。
中国の星に願いをかける行事と、日本の水浴をして邪気を払う七日盆が一緒になった行事とされています。

「9月9日」(重陽)
重陽には、宮中の行事として菊の宴が催されるようになったそうです。

特に端午の節句は、もともと田植えをする女性のための行事でしたが、江戸時代からは男の子の行事として定着したようですよ。
昭和23年には「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに母に感謝する日」としてこどもの日が制定され、男女の区別がなくお祝いされるような日になりました。

叔父・叔母からお祝いを贈る場合

初節句のお祝いで、叔父・叔母が渡すと良いとされる金額は、
「1万円~2万円」
とされています。
叔父、叔母でも20代といったような若い場合は、無理にお金を包まずに「5000円」程度でも良いでしょう。
お祝いを贈る時期としては、初節句の半月前~当日までとされています。
のし紙には、紅白の蝶結び(花結)の水引のものを選びましょう。
蝶結びの水引には、結び目が何度も直せることから、何度きても嬉しい御祝いだという意味があります。
水引は、紅白の他にも赤金や金銀のものでも良いでしょう。
表書きの上段には、「御祝」もしくは「初節句御祝」などといったお祝いのことを書き、表書きの下段には送り主のフルネームを書きましょう。
夫婦など連名で送る場合、中央に夫の名前をフルネームで書き、その左に妻の名前だけを書きます。
中袋の表には金額を書きます。
金額を書く際は漢数字を使い、「〇〇圓也」の「也」は付けないのがマナーです。
中袋の裏には自分の住所、氏名を書きます。
夫婦連名の場合は、表書きと同様に、夫のフルネームと左に妻の名前を書きましょう。

初節句のお祝いでおくるお金は「新札」であるのがマナーなので、注意してくださいね。

祖父母からお祝いを贈る場合

祖父母からお祝いを贈る際は、「現金2万円」もしくは「節句人形」を贈るとよしとされています。
節句人形を送る場合は、端午の節句の一ヶ月前には贈るようにしてくださいね。
お祝いを現金で贈る際は、上記の叔父・叔母の場合と同様の形式で贈りましょう。

節句人形を送る場合、これは地域性にも左右されますね。
母方の祖父母が贈るとされる地域から、父方の祖父母が贈るとされる地域。
節句人形のお金だけ出すという場合もありますね。
なんにせよ、節句人形を贈りたいという場合は、そのお家によく相談してみるべきでしょう。

現金以外のものをお祝いとして贈る場合

一番初節句のお祝いとして良いとされるのは、現金です。
貰った側が、必要なものを買うことが出来るので、趣味に合わない贈り物をしてしまうことを避けることができます。
もしくは、1万円~2万円相当の商品券でも良いでしょう。

贈るものとしてNGなものとして、靴や服が挙げられます。
親御さんの趣味に合わない場合、もらって困ってしまいます。
また、持っているものや、大きすぎる贈り物、沢山のお菓子がもらって困るものとされていますので注意してくださいね。

どうしてもものを贈りたい場合は、事前に欲しいものを相談するか、お祝いのお金を別に用意してプレゼントすると良いでしょう。
例えば、絵本やおもちゃ等は喜ばれますね。
事前に好みを聞いていれば、服でも良いでしょう。

初節句のお参りのマナー

初節句のお祝いには、神社へのお参りがつきものです。
日にちは大安、友引がよいとされます。
先勝の場合は午前中に、先負の場合は午後にお参りすると良いとなっていますね。
ここでは「お参り」の基本マナーをご紹介します。
お参りのマナーは常識として覚えておくと良いでしょう。

まず、神社についたら境内にある手水舎で手を洗い、口もすすぎましょう。
手水舎の作法の順序は、

1、手水舎に一礼
2、右手で柄杓を持ち、最初に左手を清める(軽く流す)
3、左手に柄杓を持ち替え、右手を清める(軽く流す)
4、右手に柄杓を持ち替え、左手の手のひらに水をため、口に含む
5、音を立てずに口をゆすぎ、左手で口元を隠しながらそっと吐き出す
6、もう一度左手を清める
7、柄杓の柄を片手に持ち、椀を上にして柄に水をしたたらせ、洗い流す
8、柄杓を元の位置に戻し、一礼する

…といったように進め、手と口を清めましょう。

お賽銭の前に立ったら、

1、お賽銭を入れる
2、鈴を鳴らす
3、深く2回おじぎをする
4、大きく手を2回打つ
5、深く1回おじぎをする

…といったようにお参りをしましょう。
この一連の動きを2礼2拍手1礼といいます。
もしくは2拝2泊手1拝とも言われますね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
大事な甥っ子の初節句、お祝いのお金だけでも良いですが、絵本やおもちゃをプラスしてみるのはいかがでしょうか。
大切なことは、甥っ子のご両親にも喜ばれるものを贈るということ。
それに気をつけて、素敵な初節句の贈り物を考えてみてくださいね。

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