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遠くに住んでいる子供や孫の卒業式。
「出ることがどうしても出来ない、でも何かお祝いを…」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな時にお勧めしたいのが「祝電を贈る」ということ。
メールや電話でも、お祝いの気持ちを伝えることの出来る時代ですが、祝電を貰うという喜びもまた違うものです。
今回はそんな「卒業式への祝電」をテーマに、例文をご紹介していきますね。

そもそも祝電とは?

祝電とは、お祝いの気持ちを伝える「電報」のことを指します。
以前は郵便局や電話での申込が主流でしたが、現在は24時間インターネットでの受付もされているようです。
電報は手紙とは違い、手早く、簡単にメッセージを届けられることも魅力の1つです。
当日に届けてもらえるというサービスも有りますし、中にはギフトを付けて贈るなんてことも出来るそうですよ。
送ることが出来る文字数は決まっており、500字前後が主流でしょうか。
気軽に、目的の日にメッセージを贈りたいのであれば、電報はとても良い手段といえますね。

文章を考える時のポイント

まず気をつけたいのが「誰に対して」祝電を送るかです。
それによって送り先や内容も変わってきます。
クラスや、学年全体に向けてのお祝いの祝電でしたら届け先は「学校」に。
個人宛でしたら、「その人の家」に送るのが良いでしょう。
また、祝電は文字数が限られています。
なるべく簡潔に、お祝いの気持ちをまとめ上げるようにしたいですね。
相手が、小学校、中学校、高校、大学と年齢によっても文章を分けましょう。

1、送り先
2、文字数内に
3、相手の年齢

この3つを考えられていれば、きっと相手に喜ばれる祝電になると思います。

祝電の例文

ここからは、祝電の具体的な例文をご紹介していきます。
祝電を初めて打つ方も、なにかお祝いの表現を探しているという方も、ぜひご一読下さい。
また、個人に向けて送る場合と学校に向けて送る場合に分けてご紹介していきますので、参考にしていただければ幸いです。

祝電の例文-小学校卒業式の場合-

小学校卒業は、心も体も成長してきて、大人に近づいてからの初めての人生の節目です。
これまでの6年間を振り返るとともに、成長を喜ぶような祝電を送るといいでしょう。

個人宛の場合

「卒業おめでとう。〇〇が6年間、毎日頑張って学校へ通っていたことを私はよく知っています。中学校はもっと面白い毎日が待っていることでしょう。これからも〇〇らしく頑張ってくださいね。」

「6年間よく頑張りました。いよいよ4月からは新中学生です。中学校で〇〇がもっと色々なことに励み、学び、そして友達をつくることを私も楽しみにしています。これからも〇〇の活躍をずっと応援しています。ご卒業おめでとう。」

「〇〇ちゃん、ご卒業おめでとう。あんなに小さかった〇〇ちゃんも、4月から中学生になるんだね。一年生の頃よりもずっと大人になり、頼もしくなったと〇〇ちゃん。中学校生活もめいいっぱい楽しんで!」

学校宛の場合

「ご卒業おめでとうございます。慣れ親しんだ〇〇小学校の校舎とも、今日でお別れです。そして、これからみなさんには新中学生として新しい未来が待っています。〇〇小学校で過ごした6年間はきっと皆さんの力となっているはずです。夢を持って、大きく飛び立っていって下さい。」

「〇〇組の皆さん、ご卒業おめでとうございます。この〇〇小学校で過ごした6年間は、どんな6年間でしたか?かけがえのない友達や、大好きな先生もいっぱいできたと思います。4月から皆さんは中学生となります。この学校で過ごした6年間のように、中学校でもたくさんの仲間を作って、素敵な中学校生活を送ってくださいね。」

「〇〇小学校6年生の皆さん、卒業おめでとう!6年間、ほんとうにあっという間に感じますね。皆さんと過ごした日々も懐かしく感じます。4月から皆さんは新中学生!自分らしさを大事に色々なことにチャレンジして下さい。〇〇から遠く見守っています!」

 

祝電の例文-中学校の場合-

中学校の三年間は、小学校を超えるほど、密度の高い三年間なのではないでしょうか。
部活動も始まり、初めての受験という自分の未来を考える機会も与えられますね。
高校への希望溢れた祝電を送ると良いでしょう。

個人宛の場合

「ご卒業おめでとうございます。この3年間、〇〇は心身ともにより大きく成長したと感じています。これからは、自分の人生を自分の意志で学んでゆくことになります。ぜひ、高校では、自分の夢を探してみて下さい。応援しています。」

「卒業おめでとう。3年間よく頑張りました。部活動でも、勉強でも、毎日コツコツと努力していた〇〇をよく覚えています。これからも頑張りやな〇〇らしく生きてみて下さい。きっと、充実した高校生活が待っていることでしょう。」

「〇〇君、卒業おめでとうございます。3年間、中学校での生活を通して随分立派に成長されたと思います。これから先、のびのびと自分の学びたいことを学んでいって下さい。何か心配事があれば、すぐ周りの人や私を頼ってくださいね。」

学校宛の場合

「ご卒業、誠におめでとう御座います。皆さんの新たな門出に益々の飛躍と今後のご活躍をお祈り申し上げます。」

「皆さん、ご卒業おめでとうございます。皆さんが真新しい制服を着て〇〇中学校に登校した日がとても懐かしく思えます。この〇〇中学校での3年間の経験を土台にし、新しい高校という環境に羽ばたいていって下さい。」

「ご卒業おめでとうございます。ご家族皆様のお慶びもひとしおのことと存じます。さて、皆様は本日より新たな一歩を踏み出されるわけですが、今日の喜びと感謝の気持ちを忘れずに、さらなる発展をされることをお祈り申し上げます。」

 

祝電の例文-高校の場合-

部活に勉強に忙しく励んだであろう高校生の3年間。
その労いと、新しく自分の選んだ道へのエールを祝電に乗せて贈りましょう。

個人宛の場合

「卒業おめでとう。春から、〇〇は一人暮らしですね。これからなかなか会うことは難しくなってしまうだろうけど、体に気をつけて頑張ってください。困ったときには周りの人はもちろん、私にも頼ってくださいね。さらなる活躍をお祈りしています。」

「ご卒業おめでとうございます。自分の手で掴み取った大学への合格、心から祝福いたします。努力家の〇〇ですが、あまり無理をしすぎないように、体に気をつけて生活して下さい。いつも〇〇のことを応援しています。」

「卒業おめでとう。3年間、〇〇は本当によく頑張りました。悔し涙の受験戦争でしたが、〇〇の人生はそこからがスタートです。あなたが努力した毎日は決して無駄ではありません。必ず力になっているはずです。これからの〇〇の活躍を心から期待しています。」

学校宛の場合

「桜舞う和やかな陽気の今日、ご卒業おめでとうございます。これまでの経験や、出会った人たち、仲間たちは、卒業生皆様の財産となり、これから生きていく上での力となるでしょう。皆様の益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。」

「〇〇年度ご卒業の皆様、本日は誠におめでとう御座います。皆様がこれより大空へ羽ばたいていかれることを心より祝福申し上げます。健康にご留意され、ますます飛躍されますことを祈っております。」

「あたらしい門出に、私から皆さんに「おめでとう」を。皆さんのこれから始まる新しい生活に「エール」を贈ります。3年間、皆さんが〇〇学校という場で学び合い、高めあったことは一生の宝になります。これからも、皆さんのご活躍を応援しています。」

 

祝電の例文-大学の場合-

長い学生生活を終え、社会へと旅立つという大学の卒業式。
これから始まる社会の1員としての生活にエールを送りましょう。
大学となると、学校の規模が違いますので、祝電は個人宛に送るようにしましょう。

「〇〇、大学卒業おめでとう。これから社会人、いままでの学生生活とはまた違った毎日が待っています。最初は慣れないこともあるとはおもいますが、〇〇らしく頑張ってください。応援しています。」

「大学卒業おめでとうございます。4月から1人暮らしが始まりますね。体に気をつけて、無理せず頑張ってください。仕事場では〇〇の力を思う存分発揮してくださいね。」

「卒業おめでとう。これから社会人の仲間入りだね。あんなに小さかった〇〇も大人の仲間入りかぁ。嬉しいような、寂しいような複雑な気分!落ち着いたら、一緒にお酒でも飲みに行こうね。」

あとがき

いかがでしたでしょうか。
こうして並べてみると、個人宛と学校宛では内容がずいぶんと変わることが分かりますね。
学校に祝電を打つのも良いですが、相手が自分の子供や親戚、孫ならば「個人宛」に祝電を打つほうが、ずっとプライベートなことを書けて、喜ばれるのではないでしょうか。
今の時代、お祝いはメールや電話、中にはSNS上でやり取りされる方もいるかもしれません。
しかし、そんな時代だからこそ形に残る直接のメッセージは、とても思い出深いものになります。
卒業式以外でも、お祝いの席には祝電を打ちたいものですね。