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2018年7月4日は、アメリカ合衆国の独立記念日です。お店にはアメリカの国旗である「赤」「白」「青」の旗やリボンが飾られています。
お祝いムードの独立記念日のアメリカですが、どうして7月4日に行われるのでしょうか?わたしが5歳のときにアメリカのシカゴに住みましたが、独立記念日の存在は知りませんでした。
ここでは、独立記念日のアメリカ人の過ごし方・イベント・旅行についてお伝えします。
独立記念日とは?
独立記念日といえば「イギリス(UK)からアメリカが独立した日」と考えていますよね?
ほとんど当たっていますが、アメリカの独立記念日は1776年7月4日にスタートした祝日です。(Declaration of Independence: A Transcriptionより)
ワシントンD・Cでは、政府系関係者が参加するイベント「ナショナルインディペンデンスディパレード」が行われています。
アメリカの州では、さまざまなイベントをしているのです。
独立記念日のアメリカは休暇扱い
独立記念日のアメリカは、祝日となるため学校・会社はありません。また、ニューヨークなどの地下鉄も休日のスケジュールで動いています。
アメリカの学校は、9月初旬まで夏休み中のため「独立記念日だから休みが増える」といったメリットもないでしょう!
社会人であれば、仕事がないため「バーベキューや花火大会が楽しめる」とウキウキな気分です。
独立記念日のアメリカでの過ごし方
独立記念日のアメリカ人は、どのような過ごし方をしているのでしょうか?アメリカ人によりますが、以下のような休みの使い方をしています。
【独立記念日のアメリカ人の過ごし方とは?】
- バーベキュー
- ピクニック
- コンサート
- 花火大会を見る
- 旅行(海外)
特にバーベキューは、独立記念日のアメリカでは定番です!独立記念日は、いとこ・家族が自宅に招いてジューシーなお肉を焼いています。
毎年2月に行われるスーパーボール(アメリカンフットボール)のように、家に人を集めるのが独立記念日のパターンです。
ほかにも、公園に友だちや食べ物を集めて「軽いピクニック」で楽しむ人々もいます。
ニューヨーク生活によると、約2,367,441平方メートルの広さがある「プロスペクト公園(ProspectPark)」に友人を集めて、独立記念日のアメリカを楽しんでいました♪
また、独立記念日の前後には「コンサート」が行われます。discoverlosangelesによると、独立記念日のアメリカをお祝いするJuly 4th Fireworks Spectacularが行われて、ジーゴーゴー(The Go-Go’s)などの演奏が見られます。
独立記念日のアメリカで「バーベキュー」や「花火」をする理由
独立記念日のアメリカでは、バーベキューと花火が定番となっています。日本に例えると、夏の「お祭り」や「花火大会」のような風物詩です。
また、独立記念日のアメリカが定番のイベントをしているワケには「独立記念日が始まったバックグラウンド」と関係しています。
アメリカの独立記念日がはじまった1776年7月4日頃は、アメリカが支配していたイギリスと反抗していました。しかし、まったくイギリスに勝てるレベルではなかったです。
どちらかというと、負けていたといった表現が正しいでしょう。そこで、アメリカは覚悟を決めるためにアメリカは独立宣言をしました。
しかし、アメリカは強くなることもなく、フランスのサポートがないと戦えないほど弱いチームです。
だから、ドラマチックな逆転劇もなく、イギリスから独立宣言をしたアメリカは「お祝い」を始めました。
何かを成し遂げた日でもないため、「バーベキュー」や「花火大会」を見ているだけです。
独立記念日のアメリカで行われるイベントは?
独立記念日のアメリカでは、さまざまなイベントが開催。
独立記念日のアメリカその1:コンサート
ボストン・ハーバフェストでは、独立記念日のアメリカを祝うために約200のイベントを行っています。ほかにも、ボストンのオペラによるコンサートとキレイな花火が打ち上げられます。(DMM英会話ブログより)
独立記念日のアメリカその2:花火大会
しかも、花火の買えない「ニュージャージ」「デラウェア」「マサチューセッツ」「ニューヨーク州」でも、アメリカの独立記念日だけは花火を打ち上げています。
そのため、上記の4つのエリアに住んでいる人は1年で1度の花火を楽しみにしているのです。アメリカの約50州は、独立記念日をお祝うために花火大会を行っています。
その中でも規模が大きいのが、アメリカの経済を支えるウォール街のある「ニューヨークの花火大会」でしょう。
花火大会の名前は、1858年に生まれたアメリカのデパート「メイシーズ(macys/アメリカ・ニューヨーク/オハイオ州)」が行う「4th of July Firework Show – Macy’s」です。
この花火大会では、アメリカのグラミー賞に3回もかがやいているアーティスト・司会者の「ブレイク・シェルトン(Blake Tollison)」や
アメリカの厳しすぎるオーディションプログラムであるアメリカンアイドルで優勝した「ケリークラークソ(KELLYCLARKSON)」が参加します。(4th of July Firework Show – Macy’sの公式ホームページより)
上記のような実力派アーティストのライブとともに約4万発の花火が打ち上げられます。
2011年にニューヨーク警察が取り締まりをして粉々にした花火ですが、アメリカの独立記念日だけは楽しめるのです。(ねとらぼより)
1年に1度しか会えない七夕の「彦星」と「織姫」と同じで、花火ができる貴重な1日を楽しんでみてはいかがでしょうか?
独立記念日のアメリカその3:ホットドッグ早食い大会
また、珍しいイベントとしては「ホットドッグ早食い選手権(ネイサンズ国際ホットドッグ早食い選手権)」です。
この大会を有名にしたのは、テレビチャンピオン(テレビ東京)の大食い・早食い選手権で活躍した小林尊氏(こばやしたける)でした。
また、ホットドッグ早食い大会は「アメリカへの愛国心を確かめるイベント」のため、アメリカの独立記念日にふさわしいでしょう!
「私には早食いができない」といった人も7月4日の独立記念日のホットドッグ早食い大会を観戦してみてはいかがでしょうか。
ホットドッグにかけるアメリカ・日本人ハーフの活躍を見られるでしょう!
独立記念日のアメリカは「旅行する人が増える」
独立記念日のアメリカでは、国内ではなく海外へ旅行する人もいます。アメリカの祝日は約10日とされており、日本の15日よりも少ないです。
そのため、お休みが取れる独立記念日に海外へ旅行する人もいます。独立記念日の7月4日は街の人が少なく、日本のお盆・年末年始に近いでしょう!
days in the usaによると、アルバイト先のお客さんが「独立記念日のときはヨーロッパへ旅行した」といったエピソードを話しています。(days in the usaより)また、ショップなども休みまたは営業時間が短いため、観光客は注意してくださいね!
エアトリ(航空券比較サイト)で独立記念日の7月4日にニューヨークに着く飛行機をリサーチすると96,000円と100,000円を切ります。
独立記念日をアメリカで過ごしたい人は航空券を買ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
独立記念日のアメリカは、1776年7月4日から数々のイベントが行われています。アメリカの街では、独立記念日をお祝いするクラッカーが鳴らしていました。
最初の独立記念日から約240年も経った2018年の独立記念日も、バーベキュー・花火大会・ホットドッグ早食い大会が予定されています。
いつまでも独立記念日は、バーベキューと花火大会が定番の記念日として続けられるでしょう!みなさんも独立記念日のアメリカに訪れてみてはいかがでしょうか?
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