マナー

お歳暮のお返しは必要なの?贈る場合は時期はいつが良いの?

Pocket

この記事の所要時間: 532

まえがき


取引先の人からお歳暮をもらいました。
お世話になった知人にお歳暮を贈ったり贈られたりしたことはありますが、仕事関係の人からお歳暮をもらったのははじめてです。個人間でのお歳暮とは勝手が違いそうです。
今後の関係もあるし、お返しをした方がいいのか悩んでいます。お礼状やお返しはいつ送ればいいのでしょうか。

お歳暮のお返しは必要なの?


御祝いや餞別など頂き物をしたらお返しをすることが多いですが、お歳暮の場合はどうなのでしょうか?
実はお歳暮の場合は、基本的にお返しは必要ありません。
仕事関係でのお歳暮はお世話になっている相手へのお礼なので、お返しは不要です。
ですが、普段お世話になっている相手に対して自分も何か贈りたいと思ったら、お礼というより感謝を贈りあう気持ちで渡すといいでしょう。
とはいえ、お礼の気持ちを伝えるのはマナーなのでお礼の連絡は忘れないようにしましょう。

お歳暮のお返しを贈る時期はいつ?また気を付けることは?


もしも、もらったお歳暮にお返しを贈りたい場合は、いつまでに贈ればいいのでしょうか。
一般的にお歳暮は12月の中旬に届きます。
年内に贈るのであれば、急いでお礼を決めて手配するようにしましょう。年末ギリギリになってしまうと、年末で忙しい相手の手間を増やしてしまう可能性があるので年始にした方が無難です。
年内に間に合わない場合は、「御年賀」「寒中御見舞い」として贈るようにしましょう。
お礼状だけを贈るのであれば、お歳暮を受け取ったらすぐに送るようにしましょう。ハガキか手紙を送る方がマナーとしては正しいですが、電話やメールだとすぐに直接お礼を伝えられるので、電話かメールでお礼を伝える場合もあります。
どちらにするのかは相手との普段の関係によって選ぶようにしましょう。

お歳暮のお礼で贈ってはいけないもの


お歳暮のお礼は感謝の気持ちで贈るものですが、贈ってはいけないもののマナーもあります。せっかくお歳暮を贈ってくれた相手に失礼がないように、注意しましょう。
①ハサミなどの刃物や鋭利なもの
いくら使いやすいハサミがあったからといっても、お歳暮のお礼では贈ってはいけません。「縁を切る」というイメージがあります。また、職場で使う筆記用具も「勤勉さを強いるもの」として受け取られるので避けるようにしましょう。
②ハンカチ
ハンカチは別れを意味する場合があるので、お歳暮のお返し向きの商品ではありません
③靴下、スリッパなど
足元で使うものは、「踏みつける」という意味で受け取られる可能性があるので避けましょう
④温度管理が必要なもの
生物や冷凍を必要とするものは、マナー的にタブーではないけれど選ばない方が無難です。会社に冷蔵庫がない場合もありますし、あったとしても他社からのお歳暮で埋まっている可能性もあります。食品を贈るのであれば、常温で保存ができるものを選びましょう。

お歳暮のお返しの相場はどれくらい?お勧めの品物は?


いただいたお歳暮に対して、お返しをしたい場合は、いただいたものの半額から同額程度のものを贈るのが相場です。
頂いた金額より高いものを贈ると、「お歳暮は不要だった」「今後はお断りします」という意味でとられる場合があるので注意が必要です。
もしもお歳暮が不要なのであれば、お返しの金額ではなく言葉で伝えるようにしましょう。
お返しの品物は会社相手に贈ることになると思うので、所属する人達で分けやすいものを贈るようにしましょう。
年末休みをとる人も多いと思うので、食品を贈るのであれば賞味期限が長めだと安心です。
デパートや百貨店で売っている個包装のおかしや、1つずつパックに入った紅茶・コーヒーだと仕事の休憩中に食べられるのでおすすめですよ。
食べ物以外だと、お手洗いで使えるハンドソープも人気です。

お歳暮のお返しを贈るときの熨斗はどうしたらいい?


お歳暮のお返しを贈るときは熨斗がついた(もしくは印刷された)熨斗紙をつけるようにしましょう。水引は紅白の蝶結びのものを選びます。
表書きは、相手に届く時期によって変えます。
年内に届く場合は「お歳暮」、1月1日~1月7日までの間に届くのなら「お年賀」、1月8日以降になりそうなら「寒中お見舞い」になります。

お歳暮のお礼状はどう書けばいい?例文は?


お歳暮に対してのお礼状はどういった内容で書けばいいのか、例文をご紹介します。
お礼の品物を一緒に贈る場合と送らない場合を紹介するので、参考にしてください。

お礼状だけを送る場合
〇〇様

拝啓
師走に入り慌ただしい日も続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
この度はお心のこもったお品を頂きありがとうございます。
おいしいお菓子で、師走の慌ただしい気持ちを緩めることができました。
皆でとてもおいしくいただきました。
しばらくは厳しい寒さが続きますので、どうかご自愛くださいませ。
略儀ながら書中にて御礼申し上げます。

敬具
平成〇年〇月〇日 〇〇(名前)

お礼状と品物を贈る場合
〇〇様

拝啓
年末も近づき、寒さが厳しい季節になりました。
皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
日頃よりお力添えを頂き、厚く御礼申し上げます。
このたびは、丁寧なお心遣いをありがとうございます。
日頃からのご配慮だけでなく、細やかなお気遣いも頂戴し大変感謝しております。
お菓子を添えさせていただきましたので、皆様でお召し上がりください。
末筆ではございますが、貴社のご発展とご健勝をお祈り申し上げます。

敬具
平成〇年〇月〇日 〇〇(名前)

また、今後お歳暮を受け取りたくない場合、辞退したい場合は、

今回は結構なお品をありがとうございました。
今後はどうかこのようなお気遣いなどなさいませんようお願い申し上げます。

と、一言書き添えるようにしましょう。

まとめ・感想・意見など


お歳暮は基本的にお返しは必要ないということなんですね。
お礼の品物は送らなくても、無事に届いた報告とお礼の言葉はマナーなので、感謝の気持ちをしっかり伝えたいと思います。
今回はお礼状だけ送りますが、関係によっては半額程度の金額のお返しを贈るのもいいかもしれません。年末なので、贈るもの自体よりも相手の都合や、表書きのマナーに注意した方がいいなぁと思いました。