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餞別のお返しは必要?お返しにお勧めの品物は?お礼状はどう書く?

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この記事の所要時間: 559

まえがき


先日転職をしたのですが、職場の方々から餞別をもらいました。
暖かい気持ちを感じて、つい泣いちゃいそうになりました。
新しい職場で落ち着いたら一度改めて挨拶に行こうとは思っているのですが、その時に餞別のお礼は必要なのでしょうか?もし必要ならば、金額や品物はどういうものを選べばいいのでしょうか。
気になることが色々あったので、調べてみました!

そもそも、餞別とは?


餞別というのは、別れを惜しんだり新たな旅立ちにはなむけを贈ることを言います。
昔は、旅に出るときも安全と無事を祈って餞別を贈っていたそうです。
会えなくなる別れのはなむけとして贈っていたようです。
今は交通機関や連絡手段が発達したので、会おうと思えば会えることの方が多いですが、餞別という習慣はまだ残っているんですね。

餞別のお返しは必要?


餞別は旅立つ人に対して贈るものなので、基本的に選別に対してはお返しが必要ないとされています。なので餞別に対してお返しを贈らなくてもマナー違反ということはありません。
ですが、私のように転職で職場から餞別をもらった場合は、職場に対してのお礼としてお返しを贈る人が多いようです。
最近の餞別には、別れのはなむけとしての意味の他に今までの感謝や今後の応援の気持ちを含めることが多いので、お返しをすることも問題はありません。

餞別のお返しにお勧めの品物は?相場はどのくらい?


餞別のお返しをするときに目安となる金額の相場は、いただいたものの2~5割程度といわれていて、平均的には3割程度の金額のものをお返しすることが多いです。頂いた金額と同額や、それ以上の物をお返しに選ぶのは失礼な場合があるので、注意しましょう。
お返しの品は、基本的には残らないものがいいといわれています。
なので、お菓子やコーヒー、紅茶など、数があってそれぞれ個包装されているものがおすすめです。また、賞味期限は長めに設定されているものにしましょう。
職場全体としてではなく個人として餞別をもらった場合は、個別にお返しを贈りましょう。
相手の好みのものが喜ばれますが、何を贈ればいいのか迷ったら、相手が好きそうなハンドクリーム・石鹸、グラスやマグカップが人気です。
ハンカチは別れの意味があるという意見もありますが、価格帯や種類が広く選びやすいのであまり気にせずに贈り物にする傾向があります。最近では、ちょっとおしゃれなキッチン用品や職場で使える文房具も人気があります。

お返しを選ぶときに注意したいことは?


相手に感謝の気持ちを込めて選ぶお返しですが、選んではいけないものもあります。
それは、現金です。
相手に対してとても失礼な行為に当たるので、絶対にやめましょう。
どうしてもお返しを選べない場合は、商品券や図書券だったら失礼には当たらないので、そちらを選ぶようにしましょう。最近は、商品券も手頃な金額から購入できますし、きれいな包装も用意されています。
何を選ぶにしても、必ず人数に余裕を持った数用意するようにしましょう。数が足りなくて全員に行き届かないというのが一番失礼です。

餞別のお返しを渡す際の熨斗はどうする?


餞別をお返しするとき、熨斗はつけなくても構いません。水引もつけなくて良いですが、もし付ける場合は紅白の蝶結びのものにしましょう。
表書きには「御礼」「お礼」と書きます。

餞別のお返しに沿えるお礼状の例文

私のように後日、直接お礼を持って行ける場合はその時に口頭でお礼を言えますが、直接お返しができないときや個別で餞別を贈ってくれた相手にはお礼状を添えると丁寧です。
お礼状には、「餞別のお礼」「お世話になったお礼」「近況報告と今後について」を書きましょう。近況方向をメインに書くと、相手にも喜ばれます。
餞別に対してのお礼状は、環境が変わった後の報告も書くので、新しい環境が少し落ち着いてからでも大丈夫です。
お礼状は相手との関係性によってビジネスマナーに従った方がいいのか、くださけた文面の方が親しみがでていいのか、選ぶようにしましょう。

拝啓

春冷えの時節でございますが、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
先日は私の転職に際しまして、送別会を模様していただいた上にお餞別や温かい励ましの言葉をいただき、とても感謝しております。

今後も皆様に教えていただいたことを活かしてこれまで以上に努力していく所存でございます。

皆様の益々のご健康とご多幸をお祈りしております。
ありがとうございました。

敬具

拝啓

入梅の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
その後、皆様お変わりはありませんか?
先日は温かいお言葉と過分なるお餞別を頂戴し、大変感謝致しております。
在職中は公私ともにご指導を頂き、ありがとうございました。
新天地ではまだ慣れないことも多いですが、新しい環境で積極的に挑戦をしながら楽しもうと思っております。
重ねてにはなりますが、長い間のご指導、ありがとうございました。
皆様のご健康とこれからのご発展を心よりお祈り申し上げます。

敬具

拝啓

深秋の候、皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
このたびは私の転職にあたり、温かいお心づかいを頂戴いたしまして、誠にありがとうございました。
また、在職中は至らぬ点も多かったかと思いますが、優しくご指導いただき厚く御礼申し上げます。
新しい職場でも皆様にご指導いただいたことを守り、社会や人のためになる仕事ができるように努力する所存です。
末筆ながら、今後も皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。

敬具

拝啓

今年は例年にない寒さとのことですが、皆様いかがおすごしですか。
在職中は大変お世話になりました。
退職に際して、ご丁寧にお心づかいまでいただき誠に感謝しております。
私は先月から〇〇に就職を致しました。
慣れない業界ではありますが、日々頑張っております。
寒さ厳しき折、お風邪など召しませぬようお気を付けください。
皆様のご多幸とよりいっそうのご活躍を心よりお祈りいたします。

敬具

お久しぶりです。皆様お変わりはありませんか?
在職中は公私ともにお世話になり、退職の際は温かいお心づかいをありがとうございました。こちらで有名な〇〇を贈りますので、皆様でお召し上がりください。
まだしばらく寒さが続きますが、どうぞ、お体に気を付けてお過ごしください。

餞別にお返しは必要ないといわれていますが、こちらからもお世話になった感謝をこめた手紙を添えてお礼を贈ることは素敵だと私は思います。

まとめ・感想・意見など


餞別のお礼は元々返すものではないけれど、最近はお礼をする場合も多いんですね。
私も、転勤後のことを応援してくれたみんなに感謝を込めて、お礼を選ぼうと思います。