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この記事の所要時間: 54

まえがき


祖母が亡くなり、初七日と四十九日の手配が必要になりました。
葬儀の時と同様に、僧侶へお布施を渡すと聞いたのですがいくらぐらいが相場なのでしょうか。喪主は母なので私が全ての金額をだすというわけではないのですが、少しは手助けしたいと思っています。
お布施はどんなときに必要で、相場はどれくらいの金額になるのでしょうか?
お布施の渡し方や、表書きの必要性などの一般的なマナーについて調べたので、ぜひ参考にしてください。

法要のお布施とは?


お布施とは仏教の慣習のひとつで、葬儀や法要、供養を行ってくれたことへの感謝や、お世話になっているお寺への援助として渡すお金のことを言います。
葬儀や法要で渡すお布施を、「財施」ともいいます。お金やものに執着する気持ちをなくすために、うけとっていただくという考え方が本来の「お布施」です。徳をつむ行為につながっていて、仏教の施しのひとつとして考えられています。
また、お布施を渡すのは僧侶ですが、お寺にささげられるものです。
お布施を受け取ったお寺側はお布施を使ってお寺や本尊を守り、住職や僧侶の生活を支えます。
相手に渡すというよりは、お世話になっているお寺に渡していただくと考えた方がお布施としては正しいようです。

通夜、葬儀・告別式のお布施の金額相場は?


通夜や葬儀を行うときに、お布施をどれくらいの金額包めばいいのか悩む人は多いでしょう。地域や宗派、普段のお寺との関係によって異なるので一概には答えづらいというのが正直なところです。
直接お寺に尋ねることは失礼に当たらないようなので、聞いてみるのが一番確実です。聞きづらい場合は、通夜・葬式をを行う葬儀社に相談するのもよいでしょう。
今回は一般的な金額の範囲をご紹介しますので、目安にしてみてください。
・通夜・告別式の読経と戒名を依頼する場合(僧侶1人、2日間)
20~35万円が平均15~50万円をお布施として包むことが多い
・火葬の時の読経など、最低限で依頼する場合(僧侶1人、1日だけ)
3万円程度からお布施として包むことが多い
葬儀のお布施は、お経を読んでもらう料金や戒名をつけてもらう費用として考えられがちですが、行動自体への費用というものではないので、決まった金額はありませんし、金額によって読経や戒名のレベルが変わるといったものでもありません。

法事法要のお布施の金額相場は?


葬儀の後にも、初七日や四十九日などの法要でお寺にお世話になる機会があります。
読経を行ってもらい、供養してもらうお礼の意味でお布施を包むようです。四十九日法要や一周忌の法要など、特に大切だとされるときには少し多目の金額を包みます。
お布施の金額にもだいたいの相場はあるので、目安をご紹介します。
・初七日法要  3~5万円
・四十九日法要  3~5万円
・一周忌の法要  3~5万円
・三回忌以降の法要  1~5万円

その他の法要・供養のお布施の金額相場は?


故人の法要とは別に、季節や時期による法要・供養もあります。
その際のお布施もどれくらいの金額になるのか調べました。
・お盆の法要  5000円~1万円
・初盆法要  3~5万円(初盆の法要は僧侶を家に招いて盛大に行うことが多いため。)
・彼岸法要(春・秋)  個別の場合は3~5万円、合同法要の場合は5000~1万円
・納骨法要・納骨式  1~5万円

法要や供養以外に考えた方がいいお布施について


法事を行う場合、一周忌や初盆などはとくにお寺ではなく自宅や式場で行うこともあります。
そのときは、お布施とは別に5000円から1万円のお車代を用意しましょう。
また、葬儀や法要のあとの食事会に参加してもらう場合は、御膳代として別にお布施を用意するようにした方が丁寧です。

お布施を渡す際の袋(封筒)はどうする?


お布施は直接僧侶に渡すものなので、葬儀を執り行う場合でも式料には含まれません。
葬儀や法要の前の挨拶をするタイミングか、終わったあとのお礼と一緒に渡すようにしましょう。
渡す際は奉書紙か白の封筒にいれてから、小さなお盆や袱紗(ふくさ)の上にお布施をのせてから僧侶に渡すようにすると失礼がありません。
お布施は感謝の気持ちを表したものなので、「本日はよろしくお願いします」「ご供養いただきありがとうございました」と一言添えましょう。
奉書書紙につつんでお布施を渡す場合は、半紙でお札を包んでから中包に包み、奉書紙(上包み)でつるつるしている方を表面にして包みます。お布施は不祝儀ではないので、奉書紙は慶事のときと同じ折り方をしましょう。
奉書紙が用意できない場合は白い封筒に入れて渡しますが、郵便番号枠が書かれていない無地の白封筒を用意しましょう。お布施はお寺に対して渡すお礼なので、基本的には水引をつけずに渡します。
表下記を書く場合は、薄墨ではなく濃い墨で「お布施」「御布施」書きます。
中袋の表面中心か裏面の右側に金額、裏面左下に住所、氏名を書きます。
金額の頭に「金」と一文字つけ、旧字体の漢数字を使うのがマナーです。
お金はきちんと向きをそろえて、表面(肖像画が書かれた面)を上にします。封筒の口になる方に肖像画がくるように封筒に入れるのが一般的だといわれています。

まとめ・感想・意見など


お布施は何かをしてもらう費用ではなく、感謝の気持ちで包むものということなんですね。僧侶に対して払うものかと思っていましたが、お寺への感謝として渡すものと知って考え方が変わりました。
いくらぐらいの金額を包めばいいのかわからなくて困惑しがちなお布施ですが、金額自体というよりも供養や読経への感謝の気持ちをもってお渡ししたいと思います。
今回は初七日と四十九日の手配なので、事前にちゃんと奉書紙を用意して渡そうと思います。また、家に来てもらうのでお車代も忘れないようにしたいです。
そういう細かいマナーは調べないとなかなかわからないものなので、事前に調べておいて安心できました。

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