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まえがき

毎年6月にやってくるイベント、父の日。
普段家族のために働いたり、支えてくれるお父さんに感謝の気持ちを伝える日ですよね。

なかなか日常で、改まって「ありがとう」を伝える機会はあまり無いし、少し恥ずかしい…なんて方も多いと思います。

でも、父の日っていつ頃から始まった行事なのでしょう?
父の日の存在は知っていても、その由来を知っている人は少ないのではないでしょうか。

今回の記事では、「父の日の由来」に注目してみようと思います。

父の日の由来は勿論、父の日の贈り物についてもご紹介していきますので、ぜひこの記事で父の日への理解を深めてみてくださいね。

父の日とは?2018年の父の日はいつ?

父の日が、父親のための日だということは、なんとなく分かりますよね。
でも、そもそも父の日がどういうものなのかと聞かれてみると、少し考えてしまうのではないでしょうか。

父の日が始まったきっかけは、実はアメリカにあるようです。
1909年のアメリカ、ワシントン州の女性、ソノラ・スマート・ドットさんが、男手ひとつで自分を育ててくれた父親を讃えたことが始まりとされています。

ソノラさんは6人兄弟の末っ子。
軍人である父親が、戦地に行っている間に、その6人兄弟を育て上げるのは母親の役目でした。
南北戦争が終わり、父親が帰ってくる頃に間もなく、ソノラさんの母親は過労で亡くなってしまいます。

そんな中、母親の代わりに6人の子供を育てるのは父親となりました。

ソノラさんの父は、ソノラさん達6人の子供を育てるために、一生懸命働き、家事をし、皆が成人するまで子供たちを育て上げました。

その間再婚もすること無く立派に6人の子供の父親を勤め上げたソノラさんの父親。
父親の没後1909年、ソノラさんは父親の誕生月である6月に、教会の牧師さんに礼拝を頼みます。

また、当時は既に「母の日」がありました。
ソノラさんも母の日同様、父の日もあるべきだと考えるようになります。

そこで牧師教会に「母の日のように父に感謝する日を」とお願いして、父の日が始まりました。
正式に父の日として祝典が行われたのは、最初の礼拝から翌年の1910年の6月19日です。

そこから1916年になり、当時のアメリカ大統領であるウッドロー・ウィルソンさんがソノラさんの地元で父の日の演説を行うと共に、父の日はアメリカ中に広まることとなります。

そして1966年になると、その時のアメリカ大統領リンドン・ジョンソンさんは大統領告示で父の日を称賛、6月の第3日曜日を父の日に定めました。

正式にアメリカの国の記念日になったのは1972年だそうですよ。

1959年代には、日本でも父の日が知られるようになりました。

それでもなかなか認知度は低く、実際に多くの人が知るようになたのは1980年台になります。
売上の向上を狙ったデパートや百貨店の作戦の一つとして、父の日のギフトが多く提唱されるようになったのが理由だそうですよ。

日本でも父の日は、アメリカと同様に6月の第3日曜日となっています。
ですから、毎年父の日の日付は異なりますので気をつけてくださいね。
ちなみに今年2018年の父の日は「6月17日」です。
しっかりチェックして、父の日に備えておきたいところですね。

なぜ黄色いバラを送るの?

父の日には、感謝の気持ちとして父親に黄色いバラを送ることになってますよね。
その理由も、父の日の発案者であるソノラさんにあるようです。

ソノラさんは父の日に、父親の墓前に白いバラを添えました。
これから1910年の最初の父の日の式典には、キリスト教青年会(YMCA)が、父親が健在のものには赤いバラ、父親が亡くなったものには白いバラを身につけるようにしたことが伝えられています。

それが父の日にバラを贈ることと繋がるようですね。
でも、なぜそこから「黄色」のバラを贈るようになったのでしょう?

実は、黄色いバラを贈るのは日本独特の文化だそう。
世界一般では色は関係なく、バラの花を贈ることとなっているようです。

1981年に設立された「日本ファザーズ・デイ委員会」というものがあります。
そこでは、「父の日黄色いリボンキャンペーン」が毎年行われています。

黄色という色は、世界中で意味のある色の一つとなっているようです。
黄色いものを身につけると護身になるという言い伝えがイギリスではありました。

そこから言い伝えがアメリカに渡ると、「愛する人の戦場での無事と帰還を願う」黄色となり、黄色いリボンを結ぶことがそのシンボルとなっていったようです。

そこから黄色いリボンは、「命の大切さ」を象徴するアイテムとして世界に広がっていきました。

日本の「父の日黄色いリボンキャンペーン」もそこが由来のようですね。
そこから、日本で「父の日には黄色」が定着したようです。

もともとの父の日のバラと、「長生きしてね」といったニュアンスで、父の日には黄色いバラが贈られることとなったのでしょう。

ちなみに、父の日黄色いリボンキャンペーンは、親が居ない子供へのチャリティーでもありますので、チェックしてみてくださいね。

黄色いバラ以外でオススメの贈り物

父の日には、決まってバラを贈る必要はありません。
父親に喜ばれるようなプレゼントを贈るのも、感謝の気持ちを伝えるのにぴったりではないでしょうか。

父の日に喜ばれるプレゼントとして、以下のようなものがあります。

お酒

ビールや洋酒、日本酒、焼酎などのお酒をギフトとして贈るのも喜ばれますね。
中には、お酒のラベルに名前やメッセージを入れるというサービスもあるようですよ。
お酒が好きなお父さんに贈りたいプレゼントですね。

お酒を注ぐグラスやお猪口

お酒の他にも、そのお酒を注ぐグラスやお猪口などを贈るのもいかがでしょう。
お酒は無くなってしまうものですが、それを入れるグラスの類だったら、ずっと使えますよね。
きれいな細工の施されたグラスや、保冷性に優れたコップ、高級な陶器のお猪口なんて素敵なプレゼントですよね。

食べ物

これも人気なプレゼントの一つです。
うなぎや、お蕎麦、スイーツなども喜ばれるそうですよ。
父親の好みによって選びたいですね。

財布

財布は長く使ってると、よれてきてしまいますよね。
父の日を機会に、お父さんに新しい財布を贈ってみてはいかがでしょう?
その他、カードケースやキーケースもよく使い、肌身離さず持つアイテムですから、とても喜ばれるのではないでしょうか。

ネクタイ、ネクタイピン

仕事で必需品のお父さんも多いであろうネクタイやネクタイピン。
父の日にはすこし背伸びして、お洒落なネクタイをプレゼントしてみてはいかがでしょう?

旅行

これも喜ばれるプレゼントの一つです。
父と母の水入らずの旅行をプレゼントしても良いですし、父子で旅行に行っても良いでしょう。
中には一人旅の好きなお父さんもいらっしゃると思います。
相談の上、決めたいプレゼントですね。

扇子

父の日は6月。
これから暑くなる夏に向けて、扇子を贈るのはいかがでしょう?
場所を取らず、涼めるアイテムですし、ビジネスシーンにはぴったりでしょう。
これもオススメなプレゼントの一つですね。

花とのセット

少しリッチなプレゼントですね。
旅行券やネクタイ、お酒…様々なプレゼントにプラスして花を贈るととても豪華な感じがします。
最近はこの花とのセットでプレゼントを贈る例も増えてきているようですよ。
花には定番の黄色いバラはもちろん、黄色い花であるひまわりも人気ですね。
中には季節の花である紫陽花を贈るという人もいるようですよ。
生花の場合もありますが、ずっと残るブリザードフラワーも人気です。

世界各国Ver!父の日は何をする?

日本やアメリカ以外の父の日は、何をするのでしょうか?
ここでは世界の国々の父の日をいくつかご紹介しますね。

台湾の父の日

台湾の父の日は、8月の8日に行われます。
これは「パパ」という音と中国語の「八八」の発音が似ていることから、8月8日になったようです。
中々ユニークな発想ですよね。
日本と同様の父の日を過ごすそうですよ。

ブラジルの父の日

ブラジルでは8月の第2日曜日が父の日のようです。
これは母の日を基準に3ヶ月後と制定されたようですね。
ルーツはアメリカとは違い、キリスト教の聖母マリアの夫である聖ヨアキムを讃えたことから始まったようですよ。

ロシアの父の日

2月23日がロシアの父の日とされています。
正確には「祖国防衛の日」で、軍人や退役軍人、父親、夫などの男性に向けて感謝する日となっていますね。
もともとはソ連時代の祝日だっとようです。

イタリア・スペインの父の日

イタリアやスペインなどといったカトリック系の国々では3月19日の聖ヨセフの日が父の日となっているようです。

ドイツの父の日

ドイツの父の日は、「昇天日」となっています。
復活祭(イースター)の39日後とされ、その日が「父の日」「男の日」「紳士の日」と呼ばれているようですね。

あとがき

ここまで父の日の由来について記事を書いてきましたがいかがでしたでしょうか。
意外と知らない父の日の正体がよく知れたと思います。
父の日は、今まで育ててくれている父親に感謝する日です。
なかなか言えない日頃の感謝を、プレゼントと共に伝えてみて下さいね。

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