合併で新・北洋銀行が誕生 地銀5番目の規模に
札幌北洋ホールディングス傘下の北洋銀行(札幌市)と札幌銀行(同)が14日合併し、新銀行「北洋銀行」が誕生した。同行によると、9月末の資金量(速報値)は6兆5590億円で、地銀単体では全国で5番目の規模となった。
合併で業務をより効率化し、経営体質の強化を図る。存続会社は旧北洋銀で、同行の横内龍三頭取と高向巌会長が頭取と会長に、旧札幌銀の吉野次郎頭取は副会長に就任した。今後、本部組織と支店約40店舗を統合する。
14日、札幌市内で記者会見した横内頭取は「金融の大混乱の中での船出だが、創意工夫で前進を続けていきたい」と抱負を語った。
旧北洋銀は1998年に経営破たんした旧北海道拓殖銀行から営業譲渡を受け、資金規模を大幅に拡大。大企業や公的機関が主な取引先だった。旧札幌銀は中小企業や個人向け融資が主だった。
両行は2001年4月に持ち株会社の札幌北洋HDを設立し、経営統合していた。
